クレフテス(読み)くれふてす

世界大百科事典(旧版)内のクレフテスの言及

【ハイドゥク】より

…オスマン帝国のヨーロッパ支配地域,とくにバルカン地方の義賊。所によって名称は異なり,ハイドゥーhajdú(ハンガリー語),ハイドゥクhaiduc(セルビア語,ルーマニア語),クレフテスkléftis(ギリシア語)等と呼ばれたが,その活動の時期はほぼオスマン帝国支配の時期に一致する。 バルカンに数多く伝わるハイドゥク伝説によれば,生活の貧苦やトルコ人の暴虐に耐えかねて村を出た彼らは山地にこもって匪賊集団(たいてい10~80人程度)を形成した。…

※「クレフテス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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