世界大百科事典(旧版)内のクレメンス[12世]の言及
【フリーメーソン】より
…イギリスで発生すると,それはたちまち大陸に波及して,30年代にはとりわけフランスで勢力を拡張したが,その理神論的傾向はただちにカトリック教会の反発を買った。38年教皇クレメンス12世は,フリーメーソンに加入することを〈教会と正当なる国家権力に反する活動〉とみなして破門宣告の教書を発した。一方,プロテスタント牧師の入会者が少なくないところからして,プロテスタント側の評価はそれほど否定的ではない。…
※「クレメンス[12世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」