クロスケーブル(英語表記)Cross Cable

パソコンで困ったときに開く本 「クロスケーブル」の解説

クロスケーブル

2台のパソコンを直結するのに利用するケーブルで、イーサネット用のケーブルやUSBケーブルがあります。通常のケーブルとは構造が違い、内部一部配線が入れ替わっている(クロスしている)ことからこの名前で呼ばれます。イーサネットでは通常パソコン同士を接続するのに中継用のハブが必要になりますし、USBはパソコン同士を接続することが想定されていませんが、クロスケーブルを使うことでパソコン同士を直結できるのです。
⇨イーサネット、ストレートケーブル、ハブ

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「クロスケーブル」の解説

クロスケーブル

パソコンとパソコンなど、同じ機器同士を直接つないで通信させる場合に使うケーブル。ハブとパソコンとを接続するLANケーブルは、ストレートケーブルという。クロスケーブルは、ストレートケーブルの内部の結線交差して、入力側と出力側が接続されるようになっている。10BASE-Tシリアルパラレルなどのケーブルで用いられる。最近では、パソコン側で自動的にクロスとストレートを切り替えるのが一般的になっている。

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IT用語がわかる辞典 「クロスケーブル」の解説

クロスケーブル【cross cable】

コンピューターとコンピューターなど、同じ機器同士を接続する際に用いるケーブル。ストレートケーブルでは送信端子同士が結ばれてしまうため、途中電線を交差(クロス)させて、送信端子と受信端子を正しく対応付けているもの。◇「リバースケーブル」ともいう。

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