クーム・アルアフマル(読み)くーむあるあふまる

世界大百科事典(旧版)内のクーム・アルアフマルの言及

【ヒエラコンポリス】より

…上エジプトのナイル西岸にある先王朝時代末期から初期王朝時代にかけて繁栄した都市のギリシア名。古代エジプト名ネケンNekhen,現在の地名はクーム・アルアフマルKūm al‐Aḥmar。都市の守護神ホルスの神殿址から出土した〈ナルメル王の化粧板(パレット)〉をはじめとする神殿への奉納品および墓壁画は,王国統一直前の貴重な史料であり,東岸のネケブとともに当時この都市が占めていた政治上・宗教上の重要な地位を示す。…

※「クーム・アルアフマル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android