世界大百科事典(旧版)内のグリカゴンの言及
【グリコーゲン】より
…グリコーゲンの合成と分解の酵素系はいずれもタンパク質のリン酸化と脱リン酸化によって制御されており,ホスホリラーゼはリン酸化によって活性化され,グリコーゲンシンターゼはリン酸化によって逆に活性低下する。このリン酸化反応はエピネフリン,グリカゴンといったホルモンによって間接的に制御されている。これらのホルモンは血糖値を上昇させる働きがあるが,その理由はグリコーゲン分解の促進,合成の抑制に求められる。…
※「グリカゴン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」