ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケリュグマ」の意味・わかりやすい解説
ケリュグマ
Kērygma
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… 原始教会の信仰内容は,パウロの手紙や福音書に前提されている諸伝承から,次の二つに大別できる。(1)ケリュグマ伝承。これは,主としてパウロの手紙に前提され,〈神がイエスを死人の中からよみがえらせた〉〈イエスは主である〉という信仰告白(《ローマ人への手紙》10:9)に基づき,キリストの福音を宣教(ギリシア語で〈ケリュグマkērygma〉)する目的で形成された伝承で,これには,(a)キリストの死を人間の罪のゆるしとみなし,その死と復活を旧約聖書における預言の成就として解釈するユダヤ型の伝承(《コリント人への第1の手紙》15:3~4)と,(b)キリストの死を,神とともにあった〈神の子〉の,神に対する従順のきわみとみなし,それゆえにキリストは神により〈主〉として天に挙げられたというヘレニズム型の伝承(《ピリピ人への手紙》2:6~11)に分けられる。…
※「ケリュグマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新