ゲーリー・サトウ(読み)げーりー・さとう(英語表記)Gary Sato

知恵蔵mini 「ゲーリー・サトウ」の解説

ゲーリー・サトウ

日系アメリカ人のバレーボール指導者。1955年1月2日、カリフォルニア生まれ。仙台出身の日系4世の曾祖父を持ち、ソウル、バルセロナ五輪のバレーボール米代表として活躍したエリック・サトウの兄。ゲーリー自身は、現役時代には一流選手として注目される存在ではなかったが、米国代表のコーチとして、88年のソウル五輪で金メダル、92年のバルセロナ五輪で銅メダル獲得に貢献。ロンドン五輪でも5位と安定して上位成績を残している。豊富なデータを支えとした分析力に定評があり、13年2月18日、日本バレーボール協会は、同氏が全日本男子監督に内定したことを発表、男女の日本代表監督を通じて初の外国人監督となる。

(2013-2-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android