岩井コスモ証券(読み)いわいコスモしょうけん(英語表記)IwaiCosmo Securities Co., Ltd.

日本の企業がわかる事典2014-2015 「岩井コスモ証券」の解説

岩井コスモ証券

正式社名「岩井コスモ証券株式会社」。英文社名「IwaiCosmo Securities Co., Ltd.」。証券・商品先物取引業。明治6年(1873)前身の「野村徳七商店」創業。大正6年(1917)「株式会社野村商店」設立。昭和18年(1943)「大阪屋證券株式会社」に改称。同61年(1986)「コスモ証券株式会社」に改称。平成20年(2008)CSKホールディングスによる完全子会社化にともない上場廃止。同22年(2010)岩井証券(現岩井コスモホールディングス)子会社となる。同24年(2012)岩井証券と合併し現在の社名に変更。本店は大阪市中央区今橋。岩井コスモホールディングス子会社の証券会社。関西圏中心に営業。対面営業が主力。東京証券取引所第1部・大阪証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部旧上場

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩井コスモ証券」の意味・わかりやすい解説

岩井コスモ証券
いわいコスモしょうけん
IwaiCosmo Securities Co., Ltd.

証券会社。大阪に本店を置く老舗で法人向けに強い。1873年開業の野村徳七商店(両替商)を前身に,1904年両替業から有価証券現物問屋に転換。1917年野村商店として設立。1943年大阪屋證券と改称。1986年社名をコスモ証券に変更。1993年大和銀行系列に入った。2004年 CSK(今日の SCSK)の傘下に入ったが,2010年岩井証券(今日の岩井コスモホールディングス)の完全子会社となり,2012年岩井コスモホールディングスの証券業務承継会社である岩井証券と合併,岩井コスモ証券となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android