コパカバーナ(読み)こぱかばーな(英語表記)Copacabana

翻訳|Copacabana

デジタル大辞泉 「コパカバーナ」の意味・読み・例文・類語

コパカバーナ(Copacabana)

ブラジル南部の都市リオデジャネイロにある海岸。市街南東部に位置し、大西洋に面して全長約4キロメートルの白い砂浜が弓なりに広がる。国際的な海水浴場保養地として知られる。2012年に「リオデジャネイロ:山と海の間のカリオカ景観」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
ボリビア西部の町。チチカカ湖に突き出た半島に位置する。16世紀にスペイン人が町を開き、教会建造褐色の聖母マリアを祭り、毎年8月に行われる聖母祭りには多く信者が訪れる。

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精選版 日本国語大辞典 「コパカバーナ」の意味・読み・例文・類語

コパカバーナ

[一] ブラジル、リオ‐デ‐ジャネイロの海岸。長さ約五キロメートル。世界的な海水浴場・保養地として有名。コパカバーナ‐ビーチ。
[二] ボリビア、チチカカ湖に突出した半島にある町。湖畔観光地。多くの奇跡を招いたと伝えられるマリア像を安置した教会がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コパカバーナ」の意味・わかりやすい解説

コパカバーナ
こぱかばーな
Copacabana

ブラジル南部、リオ・デ・ジャネイロ市内の砂浜海岸。レーメ岬からアルポアドール岬まで全長5キロメートルの弓状の海岸で、国際的な海水浴場・保養地として一年中観光客でにぎわう。海岸線に沿うアトランティカ通りには、ホテル、レストラン、アパート群が建ち並び、また山に向かったノッサ・セニョーラ・デ・コパカバーナ街は、ナイトクラブ、バー、映画館がひしめき歓楽街を形成する。海岸の東には、パン・デ・アスーカルの岩峰がそびえる。

[山本正三]


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百科事典マイペディア 「コパカバーナ」の意味・わかりやすい解説

コパカバーナ

ブラジル南東部,リオ・デ・ジャネイロ市南東部の地区。大西洋に臨む4.5kmの海岸沿いに多数のホテル,高級アパートが軒を連ね,海水浴と保養の中心をなす世界的な観光地。広い海岸通りと弓なりに大きくカーブする砂浜が見事な風景をくりひろげ,パン・デ・アスカル山とコルコバード山のリオ二大景観が望める。
→関連項目リオ・デ・ジャネイロ

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デジタル大辞泉プラス 「コパカバーナ」の解説

コパカバーナ

アメリカのシンガー・ソングライター、バリー・マニロウの曲。1977年発表。全米第8位・全英第42位を記録。1978年のアルバム「愛と微笑の世界」に収録されている。原題《Copacabana》。

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