ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コビトカイマン」の意味・わかりやすい解説
コビトカイマン
Palaeosuchus palpebrosus; dwarf caiman; banded caiman
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…子ワニは全長15cmほどで,1年後には30cmに育ち,6年くらいで成熟する。カイマンcaimanは5種がメキシコ南部から熱帯アメリカに分布し,大半が2m前後の小型で,とくにコビトカイマン,ブラジルカイマンは平均1.5mほど。しかしクロカイマンは全長3~4m,最大5mに達する大型で,性質も荒くアリゲーターでは唯一の危険種。…
…吻(ふん)部が短いクチヒロカイマンC.latirostris(全長約2.5m)は,メガネカイマンと混生している。コビトカイマンPaleosuchus palpebrosusは全長約1.2m,ブラジルカイマンP.trigonatusは1.5mほどといずれも小型。クロカイマンMelanosuchus nigerは大型で全長3~4m,最大は5mに達する。…
※「コビトカイマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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