コリジョン(読み)こりじょん

デジタル大辞泉 「コリジョン」の意味・読み・例文・類語

コリジョン(collision)

自動車航空機などの衝突。「コリジョンコース」
LANなどのコンピューターネットワークで、一つ伝送路上に複数端末から同時にデータ送信を行った場合に発生する衝突。多発すると通信遅延が生じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「コリジョン」の解説

コリジョン

Ethernetの媒体アクセス制御方式であるCSMA/CDにおいて、双方ホストからほぼ同時にデータが送出されることによって発生する信号の衝突現象。信号が衝突すると、異常な電気信号が発生するためにデータが破損してしまう。送信を試みたデバイスは、コリジョンによって発生した異常信号を検出すると、他のデバイスに送受信中止を要求する信号(ジャム信号)を送出し、伝送路が回復してから再送信を行なう。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android