コルディエラセントラル山脈(読み)コルディエラセントラルサンミャク(英語表記)Cordillera Central Mountains

デジタル大辞泉 の解説

コルディエラセントラル‐さんみゃく【コルディエラセントラル山脈】

Cordillera Central南アメリカアンデス山脈中部を構成する山脈コロンビアペルーにまたがり、南北方向に連なる。中央コルディエラ山脈。セントラル山脈

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

コルディエラセントラル山脈
コルディエラセントラルさんみゃく
Cordillera Central Mountains

フィリピン,ルソン島北部にある南北方向の山脈。東側はカガヤン川平野に接し,西側はイロコス山脈を経て海岸平野に続く。幅 60~90km,長さ 320km。南部はマドレ山脈と合して,ルソン中央平野の北縁をなすカラバリョ山地となる。南部には最高峰のプログ山 (2934m) をはじめ高山が多く,北部で低くなる。安山岩,片麻岩などからなり,銅,金,銀などの鉱産資源が埋蔵されている。イフガオ族ボントク族,カリンガ族などの少数民族が住む。イフガオ州マウンテンプロビンス州棚田は 1995年世界遺産の文化遺産に登録。

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