精選版 日本国語大辞典 「コロ」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ドイツのテノール歌手。ベルリンに生まれる。祖父のワルター・コロWalter Kollo(1878―1940)、父のウィリー・コロWilli Kollo(1904―88)は、ともに成功したオペレッタ作曲家であった。オペレッタやライト・ミュージックから出発したルネは、正規の音楽教育を1958年まで受けたことがなかったが、ベルリンでエルザ・バレーナElsa Verenaに65年まで師事。
同年ブラウンシュワイクでオペラ・デビューを果たした。ついで67~71年ケルンのオペラ劇場においてリリカル・テノールの主役を務める。69年のバイロイト音楽祭における『さまよえるオランダ人』への出演を皮切りに、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスのオペラに多数出演。70年代から80年代にかけては世界各地の劇場に招かれ、ミラノ・スカラ座ではシュトラウス『アラベラ』、ウィーン国立歌劇場でワーグナー『パルジファル』に出演したほか、ザルツブルク音楽祭、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場『ローエングリン』などに出演している。
ワーグナー歌手として有名だが、声の質としては比較的軽いのが特徴。また、ドイツ語圏の地域ではオペレッタのスターとして知られ、70年代には『チャールダーシュの女王』(カールマン)、『ほほえみの国』(レハール)、『ウィーン気質(かたぎ)』(ヨハン・シュトラウス(子))などの舞台にも出演した。日本での初公演は87年(昭和62)、ベルリン・ドイツ・オペラにおける『ニーベルングの指環(ゆびわ)』のジークフリート役であった。以後、88年のバイエルン国立歌劇場、89年(平成1)ウィーン国立歌劇場との来日公演でも得意なワーグナーを披露している。シリアスな役も陽気な役も人間味に溢れた洗練された歌唱と演技で繰り広げ、熱狂的なファンも多い。また歌曲の作曲のほか80年代後半からはオペラの演出を手がけるなど、多彩な活動を行う。
[小沼純一]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…今日ではアンダルシア地方の民俗舞踊の影響でカスタネットを打ち鳴らすものが多くみられる。 民俗舞踊ではバルカン地方一帯にみられるコロがある。名称は地方によって少しずつ異なるが,たいていカップルで体形を作って踊られる。…
…ボスニア・ヘルツェゴビナなどでは,金貨や銀貨を装身具に使用している。輪舞コロを踊ると,涼しい音色を響かせる。
[民族料理]
スロベニアはオーストリア風の味つけで,あっさりしたものが多い。…
※「コロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新