コンピュータービジョン(英語表記)computer vision

デジタル大辞泉 「コンピュータービジョン」の意味・読み・例文・類語

コンピューター‐ビジョン(computer vision)

コンピューターに取り入れた生の画像情報を処理して、必要な画像情報を取り出す技術。地球探査衛星からの映像の処理や、CTスキャンなどの画像診断に活用されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のコンピュータービジョンの言及

【ロボティクス】より

…この時点では,それぞれの要素技術が未熟であったため,以降,各要素技術に分化して独立に研究がなされてきた。それらは主に,(1)環境を認識するための視覚をはじめとする各種センサーの開発とセンサー情報の処理手法(とくに計算機による視覚機能の代行を目指す研究分野はコンピュータービジョンと呼ばれている)に関する研究分野,(2)認識された環境の状態に基づき,事前にもっている知識などを用いて推論したり,動作を計画するなど,頭脳に当たる部分に関する研究,一般に人工知能Artificial Intelligence(以下,AIと略記)と呼ばれている研究分野,そして(3)実際に行動するための機構の開発・設計・製作およびそれらの制御に関連する研究分野の三つである。 これらの要素技術を系列的に組み合わせれば,知能ロボットが実現できると考えるのは自然である。…

※「コンピュータービジョン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android