コンポーネント記録(読み)こんぽおねんときろく

ASCII.jpデジタル用語辞典 「コンポーネント記録」の解説

コンポーネント記録

ビデオ記録方式の一種NTSC(National Television System Committee)では、輝度(Y)信号と色(C)信号を1つの信号にまとめたコンポジット信号が使われる。これを再生するときには輝度信号と色信号を分離させる必要があり、Y/C分離フィルターで分離させている。コンポーネント記録は輝度信号と色信号を別々に記録するため、Sケーブルを使えば画質劣化が非常に少ない。ベーカムなどの業務用ビデオシステムやD-1、D-5などの業務用デジタルビデオシステムで採用されている。民生用としてはDVDがコンポーネント記録を採用した。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android