ゴシック式(読み)ゴシックしき

精選版 日本国語大辞典 「ゴシック式」の意味・読み・例文・類語

ゴシック‐しき【ゴシック式】

〘名〙 =ゴシック
中外商業新報‐明治四一年(1908)四月一日「階下休憩室は十五坪にして室内装飾は『ゴシック式』とし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ゴシック式」の意味・読み・例文・類語

ゴシック‐しき【ゴシック式】

ヨーロッパ中世、ロマネスクに次ぐ美術様式。12世紀中ごろ北フランスに興り、各国に広まった。特に聖堂建築に代表され、リブ付きのボールトを有し、尖頭アーチや高くのびる尖塔など天上を志向する垂直効果を特色とする。パリノートルダム大聖堂ロンドンウエストミンスター寺院などに代表される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android