ゴットシャルク[オルベ](英語表記)Gottschalk (Godescalc) von Orbais

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ゴットシャルク[オルベ]
Gottschalk (Godescalc) von Orbais

[生]803頃
[没]868. オートビレール
ドイツの神学者,詩人。幼くして修道生活に入り,やがてオルベの修道院定住。 835年から 840年までランス司祭に叙せられ,北イタリアなどで説教。永遠の栄光劫罰への2つの予定を分ち,キリスト贖罪による救済前者を与えられた人々にしか及ばないとする予定説を立て,848年のマインツ会議で異端嫌疑を受け,オートビレールの修道院に幽閉されてそこで没した。

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