サラソウジュ(沙羅双樹)(読み)サラソウジュ

百科事典マイペディア の解説

サラソウジュ(沙羅双樹)【サラソウジュ】

サラノキ,シャラノキとも。インド高地に自生するフタバガキ科の落葉高木。ふつう純林をなして生育。葉は楕円形で薄く革質,花は淡黄色5弁で径約3cm。材は硬く,建材などとされる。仏教では釈迦入滅時の伝説とともに聖樹とされる。なお,日本の寺院などでサラノキといって植えられているのはツバキ科ナツツバキである。
→関連項目サラノキシャラノキ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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