サントシャペル(英語表記)Sainte-Chapelle

デジタル大辞泉 「サントシャペル」の意味・読み・例文・類語

サント‐シャペル(Sainte-Chapelle)

フランスの首都パリセーヌ川シテ島にある礼拝堂ルイ9世コンスタンチノープル皇帝から入手した、キリストが身につけたとされる茨の冠や十字架木片といった聖遺物を安置するため、1248年に建造された。ゴシック建築の傑作として知られ、窓の全面に施されたステンドグラスは特に名高い。1991年、「パリのセーヌ河岸」の名称で、ノートルダム大聖堂などとともに世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android