サントトマスデカスティヤ(英語表記)Santo Tomás de Castilla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サントトマスデカスティヤ
Santo Tomás de Castilla

正式名称マティアスデガルベス Matías de Gálvez。グアテマラ東部,カリブ海アマティケ湾にのぞむ港。 1952年,北東に隣接するプエルトバリオス港がアメリカ合衆国資本の支配下にあることを不満として,グアテマラ政府が建設開始。 58年名称をマティアスデガルベスと変えたが,一般には旧名が広く使われる。その後急速に発展し,70年代には荷扱い量,港湾施設の規模ともプエルトバリオス港を凌駕した。港の周辺には市街も形成されているが,現在行政的にはプエルトバリオスの一部をなしている。首都グアテマラ市と鉄道道路,空路で結ばれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android