精選版 日本国語大辞典 「サントドミンゴ」の意味・読み・例文・類語
サント‐ドミンゴ
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カリブ海のドミニカ共和国の首都。首都圏人口182万(2004)。イスパニオラ島の西半分はもとサント・ドミンゴ島と呼ばれ,新世界ではもっとも古い植民地として確立されたが,同市の名称はそれに由来している。市は,1496年同島南部のオサマ川の河口にコロンブスの弟バルトロメー・コロンブスにより建設され,そこを基地にしてカリブ海域の島々やラテン・アメリカ大陸へ遠征隊が派遣された。したがって,新世界では最初に設立(1538)されたサント・トマス・デ・アキノ大学(現,サント・ドミンゴ大学)や行政官庁,聖堂がある場所としても知られている。19世紀初頭ハイチの独立革命の際,一時スペインの統治下から離脱したことがある。1931年独裁者トルヒーヨが権力の座につくと,サント・ドミンゴ市からトルヒーヨ市に改称されたが,61年の彼の暗殺後,元の名に復帰した。
執筆者:神代 修
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
①エスパニョラ島南岸に,1496年スペイン人が建設した港市。植民地時代を通じ,本国と中南米各地との連絡地点として機能を果たした。
②大アンティル諸島のなかでキューバに次ぐ大きさの島。現在エスパニョラ島と呼ばれる。コロンブスが第1回航海でこの島に根拠地を築いた。元来の住民アラワク人は絶滅し,その空白を黒人奴隷がうめた。島の西部は17世紀からフランス人の侵入が激しく,サンドマングと呼ばれたが,1697年スペインからフランスに割譲され,1804年ハイチ共和国として独立した。東部の3分の2は,1844年ドミニカ共和国として独立した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…正式名称=ドミニカ共和国República Dominicana面積=4万8671km2人口(1996)=750万人首都=サント・ドミンゴSanto Domingo(日本との時差=-14時間)主要言語=スペイン語通貨=ペソPesoカリブ海に浮かぶアンティル諸島の中央にあるイスパニオラ島の東部3分の2を占める共和国で,西はハイチと隣接している。1821年にスペインから独立してまもなく,ハイチ人の侵入を受けたが,44年ハイチ人を追放してドミニカ共和国を建設した。…
… 16,17世紀には二つの副王領しか存在しなかった。1535年に創設されたメキシコ市を主都とするヌエバ・エスパニャ副王領は現在の北アメリカの南部とメキシコ,それにパナマを除く中央アメリカ全域とアンティル諸島およびベネズエラの沿岸地方を含み,その領土内にはサント・ドミンゴ,メキシコ市,グアダラハラとグアテマラのアウディエンシアがあった。いまひとつは1543年に設置されたペルー副王領で,パナマのほか,ベネズエラ沿岸地方を除く南アメリカ全域を包摂し,リマを主都とした。…
※「サントドミンゴ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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