サンロー(英語表記)Saint-Lô

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンロー」の意味・わかりやすい解説

サンロー
Saint-Lô

フランス北西部,ノルマンディー地方,マンシュ県県都。古くから交通要地として栄えた市場町で,第2次世界大戦末期,連合軍のノルマンディー上陸後に,町のほとんど全部が破壊された。現在はゴシック様式のノートル・ダム聖堂 (14~17世紀) ,中世城壁などを含めて復旧されている。りんご酒の取引中心地で,農産物加工などの軽工業が立地し,近くにウマの大育種牧場がある。人口2万 2819 (1990) 。

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