サン・ローラン(読み)サンローラン

百科事典マイペディア 「サン・ローラン」の意味・わかりやすい解説

サン・ローラン

フランスの服飾デザイナー。アルジェリア生れ。1954年パリでディオールの店に入り,その中心デザイナーとして活躍,1962年独立若者ファッションに注目し,香水,ハンドバッグなどの関連分野にも進出し,企業的にも成功した。
→関連項目オートクチュール

サン・ローラン

カナダ政治家ケベックのラバル大学卒後,母校の法学教授となり,1941年以後法相,検事総長外相,国連代表を歴任。のちカナダ自由党総裁(1948年―1958年),首相(1948年―1957年)となった。イギリス領北アメリカ条令を修正,カナダの独立を法的に完成させるのに努力した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android