精選版 日本国語大辞典
「サンクリストバル」の意味・読み・例文・類語
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デジタル大辞泉
「サンクリストバル」の意味・読み・例文・類語
サン‐クリストバル(San Cristóbal)
ベネズエラ西部の都市。タラチ州の州都。メリダ山脈南西部、標高約900メートルの高原に位置し、コロンビアとの国境に近い。16世紀半ばに建設され、植民地時代の古い町並みが残っている。交通の要地であり、コーヒー、砂糖、トウモロコシの集散地として発展。
ドミニカ共和国南部の都市。首都サントドミンゴの西約20キロメートルに位置する。周辺でコーヒー・砂糖・バナナを産する。独裁政治を行った大統領トルヒーヨの生地。
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サン・クリストバル
San Cristóbal
ベネズエラ西部,タチラ州の州都。人口30万7200(2000)。1561年にメリダ山脈の標高830mの地に農園主たちの保養地として建設され,植民地時代の面影をとどめている。コロンビアとの貿易の中心地として,マラカイボ低地とリャノを結ぶ交通の要所として,また周囲の山間部で生産されるカカオ,コーヒー,サトウキビ,綿花,皮革などの集散地として発展した。セメント,化学などの製造業も最近興っている。
執筆者:上谷 博
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サンクリストバル
San Cristóbal
ベネズエラ北西部,タチラ州の州都。コロンビアとの国境の東約 30km,メリダ山脈の南西部山中,標高約 820mの地にあり,市街はオリノコ川水系に属するトルベス川を見おろす3段の河岸段丘を占める。周辺の農業地帯の商工業中心地で,トウモロコシ,キャッサバ,パイナップル,サトウキビ,コーヒーなどを集散し,織物,なめし皮,製靴,たばこ,セメントなどの工場がある。 1561年建設の古い町で,市街はスペイン植民地時代の面影をとどめている。ベネズエラ西部の交通中心地で,パンアメリカン・ハイウェーを含む数本の道路が通る。人口 22万 697 (1990) 。
サンクリストバル
San Cristóbal
西インド諸島中部,ドミニカ共和国南部の都市。この地域での金鉱発見に伴って,1575年スペイン人が建設。イネ,コーヒー,サトウキビ,果樹,ジャガイモなどの栽培と牧畜の盛んな農業地帯の中心地で,農産物の集散が行われる。 1930~61年ドミニカを独裁的に支配した R. L.トルヒーヨ・モリナの生地。首都サントドミンゴの西南西約 30kmにあり,道路で連絡。人口5万 8520 (1981) 。
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