日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ザックス(Hans Sachs、細菌学者)ざっくすHans Sachs(1877―1945) ドイツの細菌学者。カトビーツェに生まれ、フライブルク、ブレスラウ、ベルリンの各大学で医学を学び、1900年ライプツィヒ大学を卒業。1920~1936年ハイデルベルク大学教授。免疫学、血清学、化学療法などに関する多くの論文を発表した。とくに1918年ゲオルギーWalter Georgi(1887―1920)と発表した「ザックス‐ゲオルギー反応」とよばれる梅毒血清反応は梅毒の診断に貢献した。[藤野恒三郎][参照項目] | 梅毒 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例