ザンクトガレンの大聖堂(読み)ザンクトガレンのだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 「ザンクトガレンの大聖堂」の解説

ザンクトガレンのだいせいどう【ザンクトガレンの大聖堂】

スイス北東部、ボーデン湖の南のザンクトガレン(〈独〉Sankt Gallen、〈仏〉Saint-Gall)旧市街にあるベネディクト派の旧修道院。ザンクトガレンの名称の由来になったアイルランドの隠修士ガルスが7世紀に建てた僧坊起源とし、現在、大聖堂と僧院付属の図書館が残され、世界遺産となっている。大聖堂は、1775年から12年の歳月をかけて建設された2つの尖塔を持つバロック様式の建造物で、聖堂内の天井には、ヨゼフ・ヴァネンマッハー(Josef Wannenmacher)などが手がけた天使画を中心とした絵画がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android