シェバルガーン(英語表記)Sheberghān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェバルガーン」の意味・わかりやすい解説

シェバルガーン
Sheberghān

アフガニスタン中央北部,ジューズジャーン州の州都マザーレシャリーフの西 120km,サフィード川右岸に位置する。首都カブールからマザーレシャリーフを経てヘラートにいたる幹線道路に沿う。9世紀にはこの地方の首都で,モンゴル侵入まで栄えた。その後,ウズベク人の小ハン国の首都であったが,1873年イギリスとロシアの国境協定でアフガニスタン領となった。 1960年天然ガスが発見され,国内と旧ソ連へパイプラインが敷かれた。人口2万 2000 (1988推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android