シカゴ気候取引所(読み)シカゴキコウトリヒキジョ

デジタル大辞泉 「シカゴ気候取引所」の意味・読み・例文・類語

シカゴ‐きこうとりひきじょ【シカゴ気候取引所】

温室効果ガス排出権売買する米国取引所。約400の企業自治体などが自主的に参加し、個別に設定された排出枠に基づいて6種の温室効果ガスの売買を行う。2003年創設。2004年にシカゴ気候先物取引所、2005年に欧州気候取引所(ECX)を完全子会社として開設。2010年に米国インターコンチネンタル取引所(ICE)に買収された。CCX(Chicago Climate Exchange)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android