シクーティミ(英語表記)Chicoutimi

デジタル大辞泉 「シクーティミ」の意味・読み・例文・類語

シクーティミ(Chicoutimi)

カナダ、ケベック州南東部の都市サグネーの一地区。セントローレンス川の支流サグネー川の上流部から中流部に移行する可航限界点に位置する。サンジャン湖の豊富な水力を利用し、製紙業をはじめ、工業が発達した。シュクートミー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シクーティミ」の意味・わかりやすい解説

シクーティミ
Chicoutimi

カナダ,ケベック州南部の商工業都市。サンジャン湖から流下するサゲネー川を見おろす低い台地上にある。1月の平均気温は-15℃ぐらい。 1676年に宣教・交易所として開かれ,1850年以後,製材業が発展。地名インディアンの言葉で,「深い水の終り」の意をさすように,フィヨルド状の中・下流部から急流の多い上流部に移る地点にあたり,航行の終点である。行政商業,工業の中心地で,パルプ製紙,家具,織物工場がある。人口6万 2670 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android