シターン(英語表記)cittern

翻訳|cittern

デジタル大辞泉 「シターン」の意味・読み・例文・類語

シターン(cittern)

中世から19世紀にかけて西ヨーロッパで用いられたリュート撥弦はつげん楽器。一般的には洋梨ようなし形の扁平な胴と、それと同じかやや長いさおフレット付き)から成り、金属弦を張る。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シターン」の意味・わかりやすい解説

シターン
cittern

楽器一種。 16~18世紀に使われたリュートに似た撥弦楽器。4コースの金属弦のほか,低音域拡大のために付加弦をもつものが多かった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android