シチズンホールディングス(英語表記)Citizen Holdings Co., Ltd.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

シチズンホールディングス
Citizen Holdings Co., Ltd.

時計工作機械,電子機器などの事業会社を傘下に収める持株会社ムーブメント(駆動機構)のシェアは世界トップクラス。1930年尚工舎時計研究所を買収してシチズン時計を創立。相次ぐ買収を重ねて 1938年には腕時計生産の一貫体制を整え大日本時計と改称。1941年工作機械の生産開始。1948年社名をシチズン時計に復す。1960年海外進出を機にアメリカ合衆国の時計メーカーのブローバと提携(1970ブローバ・シチズン設立),また 1964年には事務機部門にも進出。2002年以降,会社分割や関連会社の子会社化を進め,2007年純粋持株会社に移行し現社名に変更。情報機器などの非時計分野にも力を入れている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 の解説

シチズンホールディングス

正式社名「シチズンホールディングス株式会社」。英文社名「Citizen Holdings Co., Ltd.」。精密機器製造業。大正7年(1918)前身の「尚工舎時計研究所」創業。昭和5年(1930)「シチズン時計株式会社」設立。平成19年(2007)純粋持株会社化にともない、現在の社名に変更。本社は東京都西東京市田無町。時計トップメーカー。電子機器・産業機械などに多角展開。東京証券取引所第1部上場。証券コード7762。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android