ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シメオン[柱頭行者]」の意味・わかりやすい解説
シメオン[柱頭行者]
シメオン[ちゅうとうぎょうじゃ]
Simeon Stylites
[没]459
修道院生活ののち,アンチオキア近郊で孤独な隠者となり,苦行を求めて柱頭に起居する生活を始め,最初の柱頭行者となる。人々の尊崇を集め,三十余年の間,同時代に大きな影響を与えた。アンチオキア西郊モンス・アドミラビスでの柱頭行者シメオンは6世紀 (520~596) の人で別人。
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