シメオン2世(読み)シメオンにせい

山川 世界史小辞典 改訂新版 「シメオン2世」の解説

シメオン2世(シメオンにせい)
Simeon Ⅱ/Simeon Borisov Sakskoburggotski

1937~(在位1943~46)

ブルガリア国王,政治家。1943年父ボリス3世急死に伴い6歳で即位実務は摂政団が担当した。46年の国民投票により王政が廃止されたのに伴い,王家一族と国外退去。51年フランコの招きでスペインに移住した。東欧革命以降,帰国意志を表明し,共和国市民シメオン・ボリソフ・サクスコブルクゴツキとして96年一時帰国し,歓迎される。2001年の国民議会選挙前に政治組織「国民運動シメオン2世」を結成半数議席を獲得し,首相となる。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シメオン2世」の意味・わかりやすい解説

シメオン2世
シメオンにせい

サクスコーブルゴツキ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android