シュエッターリャウンパゴダ〈バゴー〉(読み)シュエッターリャウンパゴダ〈バゴー〉(英語表記)Shwethar Lyaung Pagoda 〈Bago〉

世界の観光地名がわかる事典 の解説

シュエッターリャウンパゴダ〈バゴー〉【シュエッターリャウンパゴダ〈バゴー〉】
Shwethar Lyaung Pagoda 〈Bago〉

ミャンマー南部のバゴー(Bago)にある寺院。バゴーは、9世紀半ばにモン族が建てたバゴー王朝の首都が置かれ、16世紀前半から17世紀前半まで、再びタウングー朝の都となった町で、ヤンゴンから80km、車で2時間半ほどのところにある。この寺院は、994年にモン族の王ミガディパ王によって建立されたといわれ、映画にもなった竹山道雄の『ビルマ竪琴』にも登場する巨大な寝釈迦仏がある。この寝釈迦仏は全長55m、高さ16mと巨大である。この寺院はジャングルに埋もれてしまっていたが、イギリス人がヤンゴンからペグーまで鉄道を敷設した際、レンガを焼く土を探しているときに発見された。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android