シュレッダー

精選版 日本国語大辞典 「シュレッダー」の意味・読み・例文・類語

シュレッダー

〘名〙 (shredder) 不要文書を細断する機械
整理学(1963)〈加藤秀俊〉「いれもの」の問題「捨てたら、産業スパイなどの手に入って困るという向きには、シュレッダー(書類裁断機)というのがある」

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デジタル大辞泉 「シュレッダー」の意味・読み・例文・類語

シュレッダー(shredder)

不要になった文書などを細かく裁断する機械。

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百科事典マイペディア 「シュレッダー」の意味・わかりやすい解説

シュレッダー

文書裁断機。紙を細かく切り刻む機械。欧米では最初軍事機密の保持のため開発された。その後事務機器として普及し,日本には1950年代後半に輸入され,1960年には国産品が発売された。主にビジネス機器だったが,個人情報のデータ化と流通が広まるにつれて,1980年代からは個人・家庭用機も普及しつつある。

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世界大百科事典(旧版)内のシュレッダーの言及

【粉砕機】より


[剪断力による粉砕機]
 金属,合成樹脂などは岩石などの脆性(ぜいせい)物質と異なり,通常の手段では粉砕することができない。そのためシュレッダー,カッターミルのように剪断(せんだん)力を使った種々の破砕・粉砕装置が開発され,廃棄物処理などに使われている(図4)。また衝撃力と剪断力を併用する形式の粉砕機も開発されている。…

※「シュレッダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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