シンガポールの旧最高裁判所と市庁舎(読み)シンガポールのきゅうさいこうさいばんしょとしちょうしゃ

世界の観光地名がわかる事典 の解説

シンガポールのきゅうさいこうさいばんしょとしちょうしゃ【シンガポールの旧最高裁判所と市庁舎】

シンガポールのセントアンドリューズロードにある、イギリス植民地時代の面影を残す代表的な建築物。旧最高裁判所の建物は1939年、イタリア人建築家カバリエリ・ロドルフォ・ノリによって建てられ、コリント式円柱を用いた建物はイギリス統治時代の傑作の一つに数えられている。旧最高裁判所近くにある1929年建造の市庁舎も同様で、この建物は第二次世界大戦が終結した1945年、イギリス軍の司令官マウントバッテン卿に日本軍が降伏した場所としても知られている(市庁舎は内部見学不可)。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android