シンクロ

精選版 日本国語大辞典

シンクロ

〘名〙 (synchro)

① 発信機と受信機からなり、回転軸を電気的に接続して、角位置の伝達、同期運転などを行なうために用いられる回転機の総称。機械的に連結が困難な場合に用いられる。精度・使用目的などにより多種類ある。

② (━する) 「シンクロナイズ」の略。

※ぽんこつ（1959‐60）〈阿川弘之〉兄の遺品「『これで八ミリの映画をトーキーにすることも出来るの？』〈略〉『さあ…。完全にシンクロさせるということになると、ちょっとむつかしいんじゃないかと存じますが〈略〉』」

③ 「シンクロナイズドスイミング」の略。

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

シンクロ（synchro）

［名］(スル)
１ 「シンクロナイズ」の略。「音声と映像をシンクロさせる」
２ 「シンクロナイズドスイミング」の略。

出典　小学館

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

シンクロ
synchronize

映画・写真用語。シンクロナイズ（同調）の略。映画では，映像と音楽，せりふ，効果音などの音が同調することをいう。表現上は，映像と音とのモンタージュということになる。写真ではシャッターの開閉とフラッシュの発光を同調させることをいう。

シンクロ

「セルシン」のページをご覧ください。

出典　ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典