精選版 日本国語大辞典 「ジカルボン酸」の意味・読み・例文・類語
ジカルボン‐さん【ジカルボン酸】
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分子内にカルボキシル基を2個有する有機化合物.一般にモノカルボン酸と同じ化学的挙動を示し,合成もそれらに準じた方法が用いられている.天然には,シュウ酸のほか,クエン酸サイクルの代謝産物(マレイン酸,コハク酸,フマル酸),C4 植物の炭酸固定回路の代謝中間体(マレイン酸,アスパラギン酸)などに多い.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…カルボキシル基-COOHをもつ有機化合物の総称で一般式RCOOHで表される。カルボキシル基が1個のものをモノカルボン酸,2個のものをジカルボン酸,3個のものをトリカルボン酸と呼ぶ。また,炭化水素基Rの種類によって,脂肪族カルボン酸,芳香族カルボン酸とか飽和カルボン酸,不飽和カルボン酸などという。…
※「ジカルボン酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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