ジャームナガル(英語表記)Jāmnagar

改訂新版 世界大百科事典 「ジャームナガル」の意味・わかりやすい解説

ジャームナガル
Jāmnagar

インド西部,グジャラート州カティアーワール半島西部の都市人口44万7734(2001)。1540年にラージプート族により建設され,1947年の独立までナワーナガル王国の主都であった。腕輪などの貴金属装身具,絹サリー,ししゅう,更紗などの伝統工業のほか,製油・皮革金属工業などが立地する。北西7kmにある外港ベディBediは,ラッカセイ綿花羊毛真珠水産物集散地として名高い。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジャームナガル」の意味・わかりやすい解説

ジャームナガル
Jāmnagar

インド西部,グジャラート州南西部の都市。ジャームナガル県の行政庁所在地。ラージコットの西約 70km,カッチ湾岸近くに位置。かつてのナワナガル藩王国の首都。旧市街は 1540年ジャム・ラバルによって創始され,1788年に築かれた砦に囲まれる。これとは対照的に新市街は広い街路,公園をもつ近代都市で,セメント,金属器具,繊維,製塩などの工業がある。人口 32万 5475 (1991) 。

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