ジュジュ

百科事典マイペディア 「ジュジュ」の意味・わかりやすい解説

ジュジュ

ナイジェリアヨルバ人地域のポピュラー音楽パームワイン音楽にヨルバ人特有の音楽性を加えて20世紀初頭に生まれたとされる。1970年代にエベネザー・オベイらによって現代化・商業化され,1980年代にサニー・アデによって世界に紹介され衝撃を与えた。エレキ・ギターやシンセサイザー,ドラムスも使う一方伝統楽器トーキング・ドラムを採用し,力強い歌唱迫力のある音楽。→フジ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジュジュ」の意味・わかりやすい解説

ジュジュ
juju

コンゴリンガラなどと並ぶ,アフリカの新たなポピュラー音楽の様式で,ナイジェリアから発祥し,1980年代後半にヨーロッパをはじめ,アメリカなどで流行し始めた。野性的なリズムを持つ音楽を,ギターやドラムのほか,シンセサイザーを駆使した現代的な感覚でとらえたもの。ワールド・ミュージックの代表的な一種である。

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