ジュリアンソレル

デジタル大辞泉 「ジュリアンソレル」の意味・読み・例文・類語

ジュリアン‐ソレル(Julien Sorel)

スタンダール小説赤と黒」の主人公青年出世野心に燃えて上流社会に進出するが、やがて自滅する。野心ある青年の象徴とされる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ジュリアンソレル」の意味・読み・例文・類語

ジュリアン‐ソレル

(Julien Sorel) スタンダールの長編小説「赤と黒」の主人公。知性意志感受性に恵まれ、貧困のために出世の唯一の道である僧職を志したが、功利恋愛につまずきついには処刑される。封建社会と、過剰な自意識との犠牲者として描かれている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「ジュリアンソレル」の意味・わかりやすい解説

ジュリアン・ソレル

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android