ジョウゴハリタケ(漏斗針茸)(読み)ジョウゴハリタケ(英語表記)Calodon cyanthiforme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ジョウゴハリタケ(漏斗針茸)
ジョウゴハリタケ
Calodon cyanthiforme

担子菌類ヒダナシタケ目イボタケ科。秋に,マツ林の地上に並んで生える。傘は漏斗形,径 2.5~6cm,有柄で高さ4~5cm,革質表面灰褐色またはこげ茶色,周縁は淡色で環紋がみられる。傘の裏面には長さ1~2.5mmの針を密生する。北海道本州に産し,ヨーロッパシベリアにも分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android