スズキ チョイノリ

日本の自動車技術240選 「スズキ チョイノリ」の解説

スズキ チョイノリ

主用途を「通勤通学、買い物など近距離の移動」に絞り込んで基本設計の段階から適切なエンジン出力や車体構造、必要な機能を見直し、軽量化、合理化、低コスト化、高品質を追求。各部品のコンパクト化や新開発エンジン・新設計フレームの採用、樹脂部品の集約等により従来車と比較して約4割の軽量化を実現。また、部品点数の削減ボルト・ナット類の締め付け箇所削減などの合理化により59,800円の低価格を実現。樹脂部品には着色樹脂を使用し、無塗装で6色の車体色を設定。新開発の4サイクルエンジンは、低コストで高速処理できる新技術「高速めっきシリンダー」を導入し、従来の50ccエンジン比で約4割の軽量化を達成した。保管場所スズキプラザ(〒432-8611静岡県浜松市南区高塚町300)
製作(製造)年2002
製作者(社)スズキ株式会社
資料の種類量産品
現状-
車名スズキ チョイノリ
型式BA-CZ41A
会社名スズキ株式会社
車種・用途原動機付自転車
製作開始年2002
設計者スズキ株式会社
スタイルオートバイ(スクーター
乗員1名
車両重量43kg
前軸重20kg
後軸重23kg
全長1,500mm
全幅620mm
全高975mm
前照灯白色15W
タイヤサイズ(前)80/90-10 34J
タイヤサイズ(後)80/90-10 34J
フレーム丸パイプ
懸架方式(前)テレスコピック式
軸距1055mm
車高調整なし
ステアリングセパレートハンドル
ブレーキ(前)機械式リーディングトレーリング
ブレーキ(後)機械式リーディングトレーリング
ダンパー(前)筒形単動式
ダンパー(後)
走行安定装置なし
種類空冷4サイクルガソリン
気筒配列単・横置
弁機構OHV
気化器気化器
内径x行程36.0×48.6mm
排気量49㎝3
点火系CDI式
最高出力/回転数1.5kW/5,500rpm
最大トルク/回転数2.9N・m/3,500rpm
排気浄化消音マフラー
過給機なし
潤滑方式飛沫式
始動方式キック式(キック・セルフ併用式)
燃料タンク容量3?
変速機Vベルト無段変速
動力伝達方式ベルト式
クラッチ形式湿式多板(自動遠心式)
燃費率76.0km/?(30km/h定地)

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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