改訂新版 世界大百科事典 「スタンボロフ」の意味・わかりやすい解説
スタンボロフ
Stefan Nikolov Stambolov
生没年:1854-95
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ブルガリアの政治家。反ロシア政策をとり、強引に国力の充実を図って、「ブルガリアのビスマルク」とよばれる。1875~76年にブルガリア解放運動に参加し、トルコから解放後の84年に国民議会議長となった。翌年東ルメリア統合にかかわり、86年には国民自由党を率いて選挙で多数派を占めた。同年9月に国王アレクサンダルが退位すると、彼は摂政団を指揮してロシアの影響力増大に対抗した。翌年、新王フェルディナンドが選出されたが、スタンボロフが実権を握り、87年からは首相に就任して反ロシア的独裁政権を確立した。しかし、ロシアとの関係改善を求める国王により、94年に首相を解任された。翌年、彼は暗殺された。
[寺島憲治]
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新