ストレス蛋白質(読み)ストレスたんぱくしつ(英語表記)stress protein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストレス蛋白質」の意味・わかりやすい解説

ストレス蛋白質
ストレスたんぱくしつ
stress protein

細胞に何らかの環境的なストレスを与えたときに急増する,数種類の蛋白質群をいう。細胞を高温にさらしたときに急増する熱ショック蛋白質ほか,糖濃度や酸素濃度の大きな変化などに対して急増する蛋白質も確認されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android