スピノザ主義(読み)スピノザしゅぎ

精選版 日本国語大辞典 「スピノザ主義」の意味・読み・例文・類語

スピノザ‐しゅぎ【スピノザ主義】

〘名〙 スピノザ哲学に見られる諸側面、すなわち合理主義汎神論決定論、物心平行論などのいずれかに共鳴して、その特色を発展させていこうとする人々の立場。たとえば、汎神論に共鳴したゲーテ機械論に共鳴したマルクス主義者、合理主義に注目したアランの立場など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「スピノザ主義」の意味・読み・例文・類語

スピノザ‐しゅぎ【スピノザ主義】

スピノザとその信奉者の哲学。合理主義汎神論同一哲学などを特徴とする。シェリングヘーゲルらにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android