スピリチュアリズム

デジタル大辞泉 「スピリチュアリズム」の意味・読み・例文・類語

スピリチュアリズム(spiritualism)

精神主義
心霊主義

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精選版 日本国語大辞典 「スピリチュアリズム」の意味・読み・例文・類語

スピリチュアリズム

〘名〙 (spiritualism)
① 精神主義。スピリティズム。
心霊術交霊術死後の魂と生者とが語り合う術。霊媒を通じて行なわれることが多い。シャーマン的呪術
※筌蹄録(1909)〈釈宗演〉一「此『スピリチュアリズム』と云ふものは、現在二十世紀に入った今日と雖も」

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百科事典マイペディア 「スピリチュアリズム」の意味・わかりやすい解説

スピリチュアリズム

広く霊(心霊)の実在と人間への種々の働きかけを認める立場で,〈心霊主義〉〈心霊学〉などと訳される。哲学上の唯心論も原語は同じ。古来,洋の東西を問わず見られるが,狭義には1848年以降の近代スピリチュアリズムを指して用いられる。米国ニューヨーク州の寒村ハイズビルで起こったとされる,フォックス姉妹と死者との交信がその画期。以後多くの霊媒が出,交霊会が催されて,物体浮揚エクトプラズム異言透視などの現象が注目されるようになった。ヨーロッパにも波及し,その科学的究明を目指して1882年心霊研究協会が設立された。日本では井上円了の活動や福来(ふくらい)友吉の念写研究が知られる。

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