スーペルオキシドディスムターゼ

化学辞典 第2版 の解説

スーペルオキシドディスムターゼ
スーペルオキシドディスムターゼ
superoxide dismutase

EC 1.15.1.1.略号SOD.活性酸素(酸素ラジカル)を不活性化し,生体酸化ストレスから守る酵素.

2O2 + 2H → H2O2 + O2

活性中心に金属を有し,その種類により,(Cu,Zn)-SOD,Mn-SODのように略記される.ミトコンドリア型,細胞質型,細胞外型の3種類のアイソザイムが存在する.[CAS 9054-89-1]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android