スーセントメリー(英語表記)Sault Sainte Marie

改訂新版 世界大百科事典 「スーセントメリー」の意味・わかりやすい解説

スー・セント・メリー
Sault Sainte Marie

北アメリカスペリオル湖ヒューロン湖を結ぶセント・メリーズ川をはさんで対面する同名の二つの都市。この川はカナダアメリカ合衆国との国境をなし,北岸のカナダ側の都市はオンタリオ州に属し人口8万1000(1991),アメリカ側はミシガン州に属し人口1万5000(1990)。川の急流部はスー・セント・メリー運河となっており,両市ともに港湾都市として重要。また,カナダ側は製鉄業が盛んである。なお,両市は橋で結ばれている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android