セントピータースブルグ宣言(読み)セントピータースブルグせんげん(英語表記)Declaration of St. Petersburg

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

セントピータースブルグ宣言
セントピータースブルグせんげん
Declaration of St. Petersburg

1868年,ロシア政府の提案により首府ペテルブルグの国際会議で採択された 400g以下の爆発性または燃焼性の物質を満たした発射物 (弾丸) の使用を禁止する宣言。 17ヵ国が署名した。この宣言は,その後のダムダム弾毒ガスなど,不必要な苦痛を与える害敵手段の禁止規則の起源として知られる。 (→ハーグ平和会議 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android